ふるさと会津、母への思いがあふれる
「身知らず」店主 山田信彦(やまだ のぶひこ)
サラリーマン生活から転身。新橋駅前に会津の家庭料理、郷土料理の店を始めた。
元明治大学漕艇部出身だけある大きなガタイ。無口で、どこか無骨に見える男が出す手料理は、子どもの頃から母親に食べさせてもらった、会津の家庭料理や郷土料理。くじら汁、棒ダラ、にしんの酢漬け、こづゆ、馬刺し…。「これしか料理は知らねぇから」といいながら、食材を会津から仕入、店名に会津名産の高級柿の名を付けたのは、会津への思い、母の手料理への感謝の思いがさせている。
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